補助金って何??
補助金とは一体どんなものなのか?
ー助成金とどう違うの?返済はいらないの?
補助金とは、新たな起業・創業、モノづくりの促進、新しい製品・技術・サービスの開発促進、地域の活性化、中小企業の支援を目的にして、経済産業省やその外郭団体、地方自治体が実施している返済不要の交付金のことです。
この経済産業省管轄の補助金は、事業の創業や研究開発に必要な設備投資費・研究費、自社ホームページの作成費用、販路開拓のための広告費等、事業の活性化を図るために不足している資金を国が補ってあげましょうという性格のもので、厚生労働省が実施している、雇用政策に関して支給させる助成金とは少し趣が違うものになります。
厚生労働省管轄の雇用に関する助成金は、厚労省が支給対象と決めた雇用に関する施策を実施した企業、事業主にすべて支給されるのに対し、こちらの経産省管轄の補助金は採択されなければなりません。
つまり、厳格な審査に合格しなければ(採択されなければ)、補助金支給の対象とはならないわけです。
審査においては、事業計画書やその事業計画書に基づいて行われる役人との面接で、“この事業はどのように社会に役立つのか?”“世の中のどのようなニーズにマッチし、社会にどのような影響を与えるのか?”等をしっかりとアピールしないと採択されない(合格しない)システムになっています。
支給金額が200万円から5000万円と厚生労働省の雇用関連の助成金に比べて、まとまった金額のサポートが行われる反面、申請期間が短期間であり、採択率(合格率)が低く狭き門である補助金も少なくなく、採択されるには、ツボを押さえた事業計画書の作成と、役所(または外郭団体)との面接対策が採択へのポイントと言えるでしょう。
代表的な補助金
・起業や創業時のサポート
・新商品の研究開発・製品化等のサポート
地産地消型再生可能エネルギー面的利用等推進事業費補助金(構想普及支援事業)
・海外事業への展開のためのサポート
・地域活性化をサポート
地元の特産品や観光事業のPR事業の補助ー地域発コンテンツの広域発信支援事業
当事務所では経産省(またはその外郭団体)管轄の補助金の獲得のサポートも行っております。