労基署の監督官がやって来る。その時どうすれば…。

それはある日突然に…。かかって来た電話は労働基準監督署から…

 

監督官『もしもし、OO株式会社さんですか?私、XX労働基準監督署の監督官△△と申します。社長さんもしくは人事労務の責任者の方とお話させていただきたいのですが…』 

 

社長『(オドオド緊張しながら)はい、変わりました。社長の◇◇と申しますが…』

 

監督官『あ、社長さんですか。労基署の監督官の△△と申します。実はうちの監督署では、所轄の管内の事業所さんを定期的に巡回させて頂き、御社の労務管理が、法律通りにきちんとできているかどうかをチェックさせていただいているんです。今回は御社の方を訪問したいと考えています。つきましては、今月の中旬か、下旬くらいにお時間を頂きたいのですが…。』

 

社長『(緊張の面持ちで)はぁ…。でもどうしてウチなんでしょうか?従業員も20人にも満たない零細企業にどうして…?』

 

監督官『いやいや、社長さん、そんなに構えていただく必要はないですよ。定期巡回で管内の事業所さんはランダムに選んでいるだけですから。つきましては、お邪魔する時までに、これから申し上げる書類を用意していただきたいんですが…(以下略)』

 

 

 上記のような労基署からの電話にうろたえることがないように事前にしっかりときれいにしておきませんか?備えあれば憂いなし。労基署監査レベルのハイクオリティを実現!!当事務所の労務監査サービス。

 以前は行政官庁の中でも、マイナーなお役所であった、労働基準監督署とそこで働く労働基準監督官が注目を集める存在になってきました。その原因としては、テレビドラマ“ダンダリンー労働基準監督”に代表されるように、メディアでの露出により知名度が上がってきていること。また、“ブラック企業”なる流行語の流布により、会社を取り締まる行政機関として、労基署が認知されていること等が挙げられるでしょう。

 上記の監督官と社長の会話は、私自身がそのやり取りを間近で見たものではありませんが、おそらく、労基署から電話がかかって来た場合は、社長さんはどのような対処をしたらよいのかわからず、このようなしどろもどろなやり取りを繰り広げていてもおかしくありません。

 “調査に来られて、何か不都合なことが見つかってしまったらどうしよう…”“ひょっとしたら残業代を遡って支払わされるかも…”そう言った不安も頭をもたげるかもしれません。

 また、“従業員の誰かがチクリやがったのか!!誰だチクった奴は一体!!”と従業員に対し、疑心暗鬼になり労使関係が悪化してしまう可能性もあるでしょう。

 いざとなってあわてないような、日ごろの準備と心構え…。そのためには以下のことを知っておいても損はないと思います。

労基署の監査って一体何を調べられるのか?

  どんな流れで調査が行われるのか?

  違反が指摘されたらどうしたらいいのか?

 このページではこういったことをレクチャーしていきますたいと思います。

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この記事は私が書きました

児島労務・法務事務所 代表 児島登志郎
 社会保険労務士・行政書士
 組織心理士・経営心理士(一般財団法人 日本経営心理士協会 認定)

 元大阪労働局 総合労働相談員
 元労働基準監督署 協定届・就業規則点検指導員

 

 社会保険労務士として開業する傍ら、大阪府下の労働基準監督署にて総合労働相談員、就業規則・協定届点検指導員を計10年間勤める。 その間に受けた労使双方からの相談数は延べ15,000件以上、点検・指導した就業規則、労使協定届の延べ総数は10,000件以上に及ぶ。 圧倒的な数量の相談から培った経験・知識に基づいた労使紛争の予防策の構築や、社員のモチベーションを高める社内制度の構築を得意分野としている。

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