助成金って???

助成金とは、従業員を雇用している、事業主さんが国からもらえる、返済義務のないお金のことです。これは、事業主の皆さんが毎年納めている“労働保険料”が財源になっています。しかし誰でも彼でももらえるわけではなく、もちろん一定の支給基準があります。国が推し進めている雇用に対策に該当するような措置を講じた企業、事業所が支給の対象になってきます。

国が推し進めている雇用対策とはどのようなものなんでしょうか?例えば、昨今世間で聞くところの“少子高齢化対策” などはそのようないい例でしょう。60歳以上のいわゆる団塊世代が定年による引退を大量に控えているにもかかわらず、その引退世代を支えるべき、現役世代が圧倒的に不足してくるという状況が予測できるわけです。そのために現在国が講じている策としては、“子育てや育児と仕事が両立できるような環境作り” “引退世代の新たな労働市場の形成”ということでしょう。育児を行う従業員のために働きやすいの措置を定めたり、“高齢者新たな雇用する”の措置を講じた企業はこの助成金の対象にになってくる、ということです。

 

また、それに加え最近では、非正規雇用と正社員の条件格差の是正や、若年層のキャリアアップ対策も政府が取り組んでいるテーマになっています。

 

 

 

前述のように、返済義務がないので、うまく活用できれば、事業所をうまく切り盛りする潤滑油のような効果が期待できるのです。

 

まとめると…

  ・中小企業向けの採用関連(雇い入れ)、人材育成、女性や高齢者の活用、職場環境の整備に関するモノが多い

  ・財源は雇用保険料の事業主負担分

        ⇒だから活用しないと損!!

  ・労働保険(雇用保険・労災保険)の適用事業所であることが条件

  ・助成金は返済不要!!使い道は自由!!

         ⇒融資とは違います

  ・要件を満たせば支給される。

    *経産省の補助金と違い採択(合格)制ではありません。

 

                                  ということになります。

  

 

 

この記事は私が書きました

児島労務・法務事務所 代表 児島登志郎
 社会保険労務士・行政書士
 組織心理士・経営心理士(一般財団法人 日本経営心理士協会 認定)

 元大阪労働局 総合労働相談員
 元労働基準監督署 協定届・就業規則点検指導員


 社会保険労務士として開業する傍ら、大阪府下の労働基準監督署にて総合労働相談員、就業規則・協定届点検指導員を計10年間勤める。
その間に受けた労使双方からの相談数は延べ15,000件以上、点検・指導した就業規則、労使協定届の延べ総数は10,000件以上に及ぶ。
圧倒的な数量の相談から培った経験・知識に基づいた労使紛争の予防策の構築や、社員のモチベーションを高める社内制度の構築を得意分野としている。

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